
9月27日 木曜日 曇りのち晴れ
夜の堤防へと向かう小径に、キンモクセイの甘い薫りが漂っていた。
子供の頃の遠足や運動会を思い出すとともに秋を感じる好きな薫りについ足が止まる。
そういや昨日の晩は肌寒さも感じたし、いつの間にやら秋も深まってきたのかもしれん。
今晩は行き詰まった頭の引き出しから新しい発想が降りてこないものかといつものジョギングはやめて歩いてみたけれど、何にも思い浮かばないうちに家の前に着いてしまった。
しょうがなし。また画面と睨めっこしながら考えるかと、もう一度まあるい月を見上げて玄関の戸を閉めた夜。