
11月30日 土曜日 晴れ
夕べ、土手に上がると三日月が西の空にぽつねんと佇んでいた。
この白くて細い三日月を見る度に、いつも自分のなかだけにある、見えるようなみえないような絵の景色が勝手に広がってゆく。
そして、澄んだ冷たい空気が夕闇の空をきれいに見せてくれるのと引き換えに、足下から凍みてくる冷え込みで足先の感覚があっと言う間に消えていった。
色づいた桜の木の葉がどんどことその葉を地面に敷き詰めながら薄着になってゆく晩秋。
また冬が近くなった。
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